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2007年10月28日 (日)

平等院の虹

昨年8月に、実家帰りついでに、京都、奈良の歴史的建造物を巡ったんですが、その際に訪れた法隆寺で百済観音に出会い、感動と共に手招きされているような印象があり、その2ヵ月後みごとに関西で暮らし始めてました。

そんなことがあったのでなんとなく好きな歴史巡りを遠ざけてたんですが、まあ一年経過したことだし、せっかく関西にいるわけだしと昨日宇治は平等院鳳凰堂に出かけてきました。
実は小生鳳凰堂はおろか宇治に行くのもはじめてで、行程に疎くしかも雨天だったので出たのが昼過ぎという悪条件下2時間かけて現場に到着。
鳳凰堂の第一印象は「なんだ意外に小さく薄汚れてんなあ。」でした。
しかも雨が時折強く降り、来るべきではなかったかもなんてちょっとダウンな気持ちで鳳凰堂拝観と相成り、中に入るとさすがに歴史の重み、薄汚れているのも、変に復元して経年の重みを消さない配慮と分かり随所に感動を覚え、伽藍を出たとたん目前に広がったのは庭園の向こうに現れた虹です。
この虹というやつ、残念ながら見えた状態を写真に残すのが難しい素材で感動をどのくらい伝えられるかは怪しいのですが、晴れ間が見えた空に虹がかかり「あー、やはり今日来るべきだったのだ。」と感動第一弾。

その後展示館やその他の建造物を見た後宇治駅に向かったのですが、山と川の織り成す宇治の風景に楽器を鳴らさない手はないと(きっちしフルートは持っております。いつものことですが、)、駅から下流にはずれた宇治川河川敷にて「虹を渡って」を吹いておりますと、川風にさえぎられるので東に向き直って空を見上げると、ああ何ということでしょう、虹が綺麗にアーチ状にかかっているではないですか。
小生こんなに綺麗に出た虹はおそらく生涯はじめてかと思います。(これはスケールが大きすぎて撮るのは無理でした。代わりに2つ出たのを添付します。これも珍しい。)
再び大きく感動し帰路につきました。

小生の如く霞を食ってるような人間には何よりのご利益です。
まさに"Over the rainbow"体験。

よし、今度は姫路城に行こう。

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2007年10月21日 (日)

小生が大好きなSAX奏者

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二つ前までの記事でデイブ・リーブマンのことを書きましたが、なんと偶然にJazz専門雑誌"Jazz Life"の創刊30周年記念別冊付録にこの人の講座が掲載されてました。
嬉しくて早速買ってきて読みましたが、当時のものをベースに改訂版とのことなのですが相変わらず難しい。翻訳の方も苦労なさってますけど残念ながら部分的に日本語としてさっぱり分かりません。
しかし随所随所に30年前小生がSAXをはじめた当時にむさぼり読んだ記憶が蘇ります。
この講座があったからいち早くSAXが吹けるように(上手い下手があるから、正確な表現は「吹きたくなるように」かな)なったのです。
とにかくこの人が主張する第一のものは「音」それも「太い音」。そしてコピーは否定しません。「本質的な意味でその人になってしまうんだったらそれも悪くない。」ってまるで職人の師匠の如き切り口です。
そして今回新たに学んだのは、「誰だって、どんなに上手い人だって、その日の演奏に不満があるときがある。そんなときは落ち込むんじゃなくて自分のセンターポジションに戻ることだ。最も得意な何かを持っていればそこに戻れば必ず再び出発できる。」という教え。
これで、小生はスランプから抜けることができました。
もっとも小生みたいな単純な輩は、最も得意なところに行くようなアドリブを組み立てることになってしまうけど、それはそれでよし。だって、楽しいしお客にもウケるでしょ。
よって、昨日の葱焼倶楽部のセッションはとても素敵な夜になりました。
(冒頭の写真は、7月と8月の葱焼倶楽部での小生の雄姿です。)

さて、小生の大好きなSAX奏者はリーブマン師匠に限りません。
もちろん、既に紹介してますデビッド・サンボーン、マイケル・ブレッカー、そしてボブ・バーグ、いわゆる一世を風靡したスタープレイヤーをはじめとして、コルトレーンやパーカー、R&Bの偉大な先達ハンク・クロフォード、ラテンの大御所パキート、枚挙に暇が無いほどですが、実は小生のSAXを始めた年代はJazz界にポスト・フリーの嵐が吹き荒れてた頃で、日本でも坂田明氏やドクトル梅津氏が大活躍していた時代なのであります。
そんな中で出会ったのがジョージ・アダムスです。
どこで知ったかは忘却の彼方ですが、たぶんサンボーンも参加していたギル・エバンスのオケででしょう。
前にも書きましたが、このオケのメンバーは凄まじい!当時のSAXはサンボーンとジョージ・アダムス、アーサー・ブライス、といった面々、ペットはマービン・ピーターソン、なぜかベースはゲイリー・キング、ほんでもってやってる曲はジミ・ヘンのエンジェルだったりする。(以上分かる人だけご理解ください。)
まてよ・・・。ミンガスのカーネギーホール・コンサートでだっけ?
とにかく「アー!アー!」と聴こえるサックスの凄まじいことよ。まさに小生のアー系初体験だったのです。
そして極めつけはアルバム"JAZZ A CONFRONTO"の「ペイデイ・ブルース」。
なんと、アダムス先生、どブルースを歌っております。これが渋い。SAXと音も歌いまわしもおんなじだ。
当時のバンドはドン・プーレンがピアノで、この人がまた凄い。感極まると手の甲で弾きます。
このプーレン=アダムスのカルテットはその後破竹の勢いで、毎年の如く日本のJazzフェスに来ておりましたが、残念、当時の小生はプロを目指してのバイト生活で金がなく全て見逃しました。
でもしっかり、録画放映されたものは必ずチェックして爆笑してました。
しかし、このようなスタイルは心身に無理が生じるんでしょうか、お二方とも21世紀を待たず早逝してしまいました。

その後小生はSAXを諦め、アルトもテナーも手放してしまいます。
何故って、よく聞かれますが、アマチュアでは多種の管楽器を所有してても演奏クオリティや楽器の状態を維持するのは不可能なのです。だからといってほっといてたらこの種の楽器はカビや腐食で駄目になります。
だから、物まねの域を出ないアルトとテナーは捌いて、比較的スタイルが定まってないソプラノとフルートを残したのです。
リーブマン師匠も云ってます。「自分にはいくつもの楽器を同時に追求することは無理だ。だから数年間はどれかひとつに絞り込む。」と。
結果は正解でした。楽器は所詮表現の道具ですから、この楽器はこんな感じの音でとかこれを持ったら誰某みたいにとかという呪縛から解放されました。
というわけで、次回は小生の楽器の紹介など目論んでます。

2007年10月14日 (日)

何も予定のない休日

怒涛のLiveウィークが終わりこの土日は何も予定の無い休日となりました。
こんな日には関西の名所旧跡巡りでもやろうかなと企てていたのですが、昨日からどうも空模様が悪く、やる気が削がれ家事に専念しております。
だいたいこの時期の天気予報というのは50%の確率もなく、今にも雨が降り出しそうなのに現在のピンポイント予報では晴れとなっています。
まあしかし、もったいないのでどっか出掛けようかな。

今後のLive予定は以下となっております。

11月4日(日)19時頃~、御影喫茶井戸
住本氏のオルガンLiveに参加。

11月24日(土)19:30~、神戸葱焼倶楽部
QP林グループ(G:QP林、FL&G:小生、他未定)

一時に比べれば寂しいもんですが、去年もこんな感じだったしね。
演奏が荒れているのでこの機に艶を回復させよう。
といってる間に晴れてきた。

2007年10月 7日 (日)

昨日のLive

キングス・バーにお越し頂きました皆様、ありがとうございます。
おかげさまで楽しいステージになりました。
OKイレギュラーズはなんとか次のイベントを組めるよう試行錯誤しますので、よろしくお願いいたします。

さて、前の日記の続きです。
まずは、マッコイ・タイナー。
このアルバムはサックスのパキート・デリベラとフルートのヒューバート・ロウズが入ってるので買ったんですが、うーむ・・・。
ラテンのリズムとマッコイの世界の融合という企画の意図は分からんでもないですが、どうしても寿司とカレーの同時食いみたいな感は今のところ拭えません。もう少し聴きこんでみます。
お次に、ギル・エバンス。
まあこの人の世界は想像どおりと云いましょうか、ヘッドフォンステレオで聴いたので全部のレンジが再生できずつまらないものとなりましたけど、たぶん真空管アンプで再生したら凄くなるでしょう。結局、音だな。
(今、逗子にいるので真空管アンプはありません。)
最後にソニー・シャーロックですが、ノー・コメント。
この人の影響は大で、昨日危うくLiveにボトルネック・バーを持って行きそうになり、寸でのところで自制しました。そんな内容。

最後に前回の日記の訂正。
「この人、ソプラノでテナーの音域が出せます。」というのは変ですよね。
低音側は物理的に不可能だし、高音側は出せて当たり前。正確には「テナーの音が出せます。」かな。
要するに倍音のコントロールが完璧なわけです。だからテナーもソプラノも同じように太い音が出せる。
「それだと、何がいいの?」と、疑問でしょうが、詳しくは管奏者にしか理解できない世界なので説明は割愛します。
一言「あっ、この音は誰某だ。」ってことあるでしょう?それです。
何吹いてもデイブ・リーブマン。

2007年10月 5日 (金)

明日は横浜Jazzプロムナード、そして本日!

明日のJazzプロムナードを控え、昼のジョブを何とかこなしてる昼休み、勤務先の大阪堂山町で凄いスポットを見つけた。大袈裟じゃなく、これで小生は破産してしまうかもしれない。
それは、Jazz専門店ミムラといって、バナナホールの道のならびにひっそりと存在する。
この店の情報をサーチした小生は数日前探しに歩き回ったが見つからず、それもそのはずこの界隈
は風俗デンジェラス地帯で、怪しい御仁が入ってくるとまずいので、入口を分かりづらくしておるのでしょう(以上、推測)。で、本日発見しました。

入っていきなり「この店は凄いと」小生の触角が感じた。百戦錬磨ですから即分かります。わくわくして、且つ時間が限られてるからとりあえずレヂ前のバーゲンコーナーへ。
すると出るわ出るわ宝の山です。「ああ、俺はこのために堂山町へ来たのかあ。」と思わず叫びだ
しそうなのを押さえ、店長に「なんでこんな貴重盤がこんな安いんですか?」と聞くと店長曰く「たくさん入ってくるのでダブってるやつとか良く分からんのとかは、適当に値段付けて売ってます。」との答え。
確かにその店、世間一般の名盤は中古でも高めだし、小生の探してる宝は広く世間では路傍の石か
もしれませんが、小生の世界ではダイアモンドなやつ!
なんといっても、この店の良いところは、ただの石ころかもしれない疑わしいブツを試聴させてく
れるところです。マスター曰く「コーヒー一杯分でも騙されたら腹立ちますからね。」だって。嬉しいねえ。

で、ゲットしたのが、1枚あたり殆どコーヒー一杯分の値段で、

デイブ・リーブマン・グループ/カンバセイション
マッコイ・タイナー/ザ・レジェンド・オブ・ジ・アワー
ギル・エバンス/ライブ・アット・スイート・ベイジル

そして、

ソニー・シャーロック・バンド/ライブ・イン・ニューヨーク です。

そして、ただいまリーブマン先生(この人の講座で小生は正しいSAXの吹き方が分かった。その件はまた別の機会に)を聴き終ったんですがこれは大当たり!SAXのお手本的CDです。なんとこの人ソプラノ・サックスでテナー・サックスの音域が出せます。信じられないけど真実。

さあ、ソニー・シャーロックはどうでしょう。
この人のは2枚ありましたので、試聴しましたが、うちひとつは全部ギターソロ。まあ詳しい方は
理解できるかと思いますが、良し悪しは別としてこれは遠慮してもうひとつのバンドでのライブ盤を選択しました
感想はまたこの次。

きっとこの出会いは明日のLiveのために用意された大切なレッスンなのでしょう。(あれ?これユーミンの歌詞だな。)

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